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丸山林平「定本古事記」

- 下巻 -

【 雄略天皇 】

原 文
天皇、御年壹佰貳拾肆歳。御陵在二河内之多治比高斑一也。
読み下し文
天皇、御年壱佰弐拾肆歳。御陵は河内の丹治比の高斑に在り。
丸山解説
〔壹佰貳拾肆歳〕真本等には、この下に「【己己年八月九日崩也】」の分注がある。「己己年」は、「己巳年」の誤りである。また、「八月九日」は何に拠ったか不明。後人のさかしらな続入であろう。いま、延本・底本等に従う。因みに、雄略紀二十三年八月には、「天皇、病彌甚」とあるだけで、崩御のことはしるしてなく、清寧紀即位前には、「二十三年八月、大泊瀬天皇崩。」とはあるが、崩御の年齢はしるしてない。〔多治比高斑〕たぢひのたかわし。
田中孝顕 注釈

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